〜それぞれのガーナ〜  第二回

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こんにちは、三年の吉田です。ビタミン不足を感じています。アフリカ渡航の際は、かむかむレモンをお持ちすることをおすすめします。

今日はJICAガーナ事務所にて牧野所長よりガーナでのプロジェクトについてお話を伺ったのち、車で二時間、教育・医療分野でのプロジェクトが行われている、Manya Krobo地区に向かいました。

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外村晃隊員、高橋正隊員にご引率いただき、Ensign College of Public Health、Nuaso CHIS Compound、Nuaso Anglican School、Atuwa Government Hospital(Ghana Health Service Office)といった、教育・医療にかかわる施設を視察しました。

今回の記事では、事務所で牧野所長よりいただいたお話しについてお届けします。

ガーナと聞いて思い浮かべるのはチョコレートでしょうか。ガーナは隣国のコートジボワールなどのカカオ生産国と異なり、小規模でカカオ生産を行っているため、農業従事者にしっかりとカカオ輸出の恩恵が届いているとのことでした。しかし、カカオ生産を行っているのはある程度の降水がある南部で、降水量がカカオ生産に不十分な北部ではカカオは生産されていません。また2010年には石油の商業生産が開始されました。2011年のGDP成長率は約15%、アフリカ1位でした。しかし、牧野所長によると、国全体が発展するなかで都市化が進み、南部/北部、都市/農村での格差が拡大しているとのことでした。

経済的に貧しい地域では保健サービスなどの改善が自発的には進まない傾向にあるため、また、保健医療分野は「人が死んでいく」ことに強く関わる分野であるため、貧困度の高い地域を対象に保健分野の援助が行われているとのことでした。保健に関するプロジェクトでは、研究と現場との費用の割合について考える必要があると、牧野所長はおっしゃっていました。

2014年に西アフリカで大流行したあと、予防薬開発などが急激に進んだと感じ、発生する前に研究に十分な費用を回していれば、エボラ大流行の犠牲者も少なかったのではないかと、私は当時感じました。しかし牧野所長の「人が死んでいく」という言葉を聞いて、人が死んでいくなかで、研究に費用を費やすことの重みを感じました。

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