African Column

アフリカンコラム!!

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こんにちは。皆さんお元気でしょうか?今回のテーマはタンザニアにおける観光開発です。
現在タンザニアにおいて最も大きな産業は農業ですが、国全体の経済成長と共に第三次産業も発展しています。そのなかでも国の経済に大きく貢献しているのが観光業。政府も重点的に支援を行っています。
 タンザニアの観光業を支えるのは、その豊かな自然。サファリ観光、キリマンジャロ登山、沿岸部のビーチ…一度は行ってみたい!。特に旅行者が集中するのはセレンゲティ国立公園やンゴロンゴロ自然保護区、キリマンジャロ国立公園等がある北部ですがここでは観光開発を巡って住民とのトラブルが発生しています。
例えば、人口増加により土地が不足した結果、野生動物保護区域で密猟を行う住民がいる一方、伝統的に狩猟生活を行っていたものの「保護区」指定後に追い出された人々もいる。そして国際的に議論されているのがゾウの密猟。役人と癒着した国際的な密輸組織によって行われる問題が非難を集めているなかで、畑を荒らされたり人が襲われるという被害に苦しむ住民らが害獣の駆除としておこなう場合も多い現実があります。政府も密猟で稼ぐ犯罪組織の取り締まりや、密輸集団の取り締まりを行うよう国際社会から強い圧力をかけらているため、難しい対応に迫られています。
 豊かな自然を生かした観光ビジネスは今後も多くの人を呼び込み、タンザニアの経済を支えていくと思われますが、住民の生活の保障とビジネスの両立が課題となっています。そしてそれは、旅行者も当事者である問題なのです。
 この夏、海外へ旅行にいかれるかたも、観光を通じてその国の人の生活にも注意してみると新たな発見や学びがあるかもしれませんよ!
参考資料
「タンザニアを知るための60章」/明石書店/著・栗田和明、根本利通、
「タンザニアの政治経済概況」JETRO
「タンザニアで地域住民がゾウを嫌うわけ」EICネットhttp://www.eic.or.jp/library/pickup/pu061102.html

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