ミレニアムプロミスジャパンユースの会

タンザニア研修 (11)

こんにちは、東京大学1年の行方です。昨日に引き続いて私が、大学での学生会議・初日の内容をお伝えします。

かねてから準備をしていた通り、文化交流をはじめに行いその後、ジェンダー班、経済開発班、教育班に分かれてそれぞれ議論を進めていきました。当初10時始まりで昼食休憩を挟んだ4時間を想定していたのですが、10時になっても学生は一人も来ず…。まぁ〜、アフリカンタイムかなと思っていたのですが、結局1時間20分後に始まることとなりました。時間も押していたこともありかなり不安でしたが、クイズや日本から持ってきた餅を振舞ったりして盛り上がり、なんとか時間も巻き戻すことができました。特に経済に関心がある学生が多かったためか、そろばんは人気でした。(自分が参加した“二人羽織”部分は不評でしたが…。)

学食で一緒に食事をした後、2時間にわたり3つのグループに分かれて実際に議論が始まりました。自分の経済開発班では、国内企業、外資企業、企業の3つに学生の今後のキャリアを分けて議論を進めていきました。

自分が担当した「国内企業に就職を希望する班」では、官僚志望の学生から就職の準備方法や実際のやり方、学閥について、日本とどのような関係を築いていきたいかなど資料だけでは分からない事実を聞いていきました。

私が担当した「外資企業に就職を希望する」班では、どのようなキャリアを考えているか、外資企業で働くことは自分の裁量で仕事をすることができなくなるのではないか、といういくつかの用意した質問に答えてもらいました。やはり第1の条件は収入が高いことで、日本のように大学を卒業しても職に就くこと自体が簡単ではなく、学生たちは大学卒業後に安定した職に就く流れが生まれることを望んでいるようです。 (学習院大学2年 茂出木)

ジェンダー班では、宗教とジェンダーとの関係性について議論を行いました。 まず日本の神道と仏教に関する紹介、および神道と仏教が男女差別にどのような影響を及ぼしているかを説明したのち、タンザニアにおける宗教の概観についてこちらから調べたことを発表しました。日本ではキリスト教のクリスマス、仏教の大晦日の除夜の鐘の音、神道の初詣を全て行事として行うといったように、宗教観に関する考え方がかなり曖昧であるということが、はっきりとした信教の意識があるタンザニアの大学生にとっては大変理解しがたいものであったようです。今回一緒にディスカッションをした大学生は皆キリスト教徒の方々だったのですが、知り合いにイスラム教徒が多いことからイスラム教に関する知識を大変多く持っており、そのおかげで非常に議論が白熱しました。議論としては、イスラム教において女性がスカーフを着用しなければならないという規定があることは女性差別であるかそれとも社会規範の一環であるのかという議論や、コーランや聖書の記述に女性差別に繋がるものがあるのではなく、その信者がコーランや聖書の内容をいかにして解釈しているかということがジェンダー問題に直結しているのではないか、といった議論が行われました。しかし実際には最終的な解決策が見えてこない部分も多く、宗教というセンシティブな内容を議論することの難しさが感じられました。

明日のジェンダー班では、今日の反省も踏まえながら、教育、職場、家庭におけるジェンダー問題について、日本とタンザニアの事例を比較しながら議論を進めていこうと考えています。(東京大学2年、島貫)

 

 

学生会議後は、ダルエスサラームで最高級とも言われるレストランでのディナーを楽しみました。入り口で手荷物検査があるほどの厳かな雰囲気の高級レストランは日本でも経験したことのないレベルのもので、研修メンバー全員が緊張した面持ちでの夕食になったように思います。終わり際にはある研修メンバーの誕生日サプライズをするなど、非日常的な夜のひと時を楽しむことができました。

明日は、現地最後の日、研修メンバーと過ごせる最後の日で寂しい気持ちがありますが、残りの時間を大切に過ごしていきたいと思います!

 

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