6/15(日) 定期勉強会① 保健・医療・栄養改善班

こんにちは!東京大学2年の副島です。
新歓も終わり、新しく入ってくれた沢山の新メンバーを交えて今季初の定期勉強会を行いました!

今回は保健・医療・栄養改善班、文学・文化班、政治経済・都市インフラ班の3班の発表でした。

まず医療・保健班においては、スウェーデンとケニア、ガーナと日本、米国とケニアといった3つの軸から、先進国とアフリカ諸国の医療・保険制度を比較し、アフリカ諸国における医療保険制度の現状と課題を分かりやすく説明してくれました。地方や農村部での医療設備の不十分さや保険未加入率の低さのほか、日本では当たり前のように浸透している国民保険制度が、ケニアでは政府主導の国民保険がなく民間保険のみであったり、ガーナでは保険料の高額さから加入率が6割程度と低所得者が加入できていない、などの実情があるそうです。
また、ケニアの保険制度の改善策として、アメリカにおけるメディケイド(低所得者向け公的医療保険制度)のような制度の導入を挙げていました。しかしながら、ケニア政府の医療保険制度に対する関心の薄さや財源の確保などを問題点として挙げ、マイクロファイナンスなどのとの併用の必要性を示唆していました。やはり、アフリカ諸国にはアフリカの事情があり、先進国の保険制度をそのまま適用してもうまくいかないということで、先進国の保険制度を参考にしながらも、各国の事情に合った政策を練る必要がありそうです。

栄養改善班のメンバーは、貧困の温床となっている「見えない飢餓(hidden hunger)」に焦点を当て、どう対処していくべきかについて発表してくれました。特にhidden hungerはアフリカ諸国に多いらしく、主食に偏りすぎない食の多様性が解決には重要だそうです。現在世界のODAのうち栄養改善策に割かれている予算はおよそ0.4%しかないみたいです!驚きました。発表では民間企業のビジネス拡大の可能性を示唆し、事例としてガーナにおける味の素のKOKO plusの取り組みを挙げていました。今後の課題として、対処が貧困層であるがゆえの価格設定の難しさ、製品流通の難しさを挙げてまとめていました。アフリカへの食糧支援というとやはり栄養よりも量が重視されてしまうことが多いのかなと思いました。栄養に重点を置いた質の高い支援を日本をはじめ多くの国が民間企業と連携した形で進めていくことに期待したいです!

アフリカにおける保険制度やhidden hungerなど初めて知ることも多く、とても勉強になりました!!
保健・医療・栄養改善班の皆さん、ありがとうございました!
次は、文学・文化班の発表について紹介したいと思います。

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